酉年の守り本尊
酉年の守り本尊の不動明王
十二支守り本尊とは?
人には、それぞれ一生一代の守り本尊があり、十二支に基づき八体のご本尊が配され、それを信仰の対象としています。その出所は『三世相大雑書』という占いの古典のなかに明記されていました。 本人の生まれ年のそれぞれの十二支に合わせたご本尊の仏像を身近に安置すれば心安らかな日々が過ごせると言い伝えられいます。また、この守り本尊は古来より福を招き、各人の持って生まれた性質の良い点をのばし、悪い点を抑えるよう護っていただける有難い守り仏で、身に付けていると、天恵が受けられます。
酉年の守り本尊
酉年生まれの守り本尊は、不動明王です。不動尊とか不動金剛明王ともいわれ、原語は動かざる尊者の意味があります。通例では右手に剣、左手に羂索を持ち、全身に火焔を負う姿であり、大日如来の使者として登場します。
不動明王は怒りの姿に偉大な力を示すもろもろの明王の中心の尊です。
大日如来に代わって修行者を守ります。五大明王・八大明王の主尊です。
如来の命を受けて忿怒の相を示します。
行者に給仕して諸事を成し遂げ、菩提心をおこさせ、悪を断じて善を修し、大智慧を得て成仏させるはたらきがあるといわれています。
火生三昧に入って一切の罪障を破り、動揺しないから不動というのです。
磐石に座に坐した童子形で、頂に七髻あって辮髪を左肩に垂れ、左眼は細く閉じ、下の歯で上唇をかむ忿怒形です。猛火を負って右手に利剣、左手に羂索を持って煩悩を断じる姿を普通とします。
その他、四臂・四面四臂など種々の像があります。
酉年の守り本尊とご真言
不動明王「のうまく さまんだ ばざら だん かん」
酉年の守り本尊のご縁日 毎年毎月28日
酉年の守り神 志固男(しこお)神
神社関係で酉年生まれの人の守り神とされているのは志固男(しこお)神です。
志固男(しこお)神とは?
「しこのを」は強い男という意味があり、武神としての性格を表しているとされています。
大国主神の別名。
酉年の守り神 志固男(しこお)神をお祭りしている主な神社
下賀茂神社
住所:京都市左京区下鴨泉川町
住所 :〒980–0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33-2
電話番号:022–225–8640
FAX :022–225–8655